2016年2月17日水曜日

金縛りは科学で本当に解明されているのか?1

金縛りと不思議体験1

「日曜の午後は」

いつも2〜3月のこの時期になると、毎年思い出すことがある。
今でもあの時のことをよく覚えている。
小学3年生の時だ。ごく普通の日曜日の午後1時50分くらいだった。
3月の上旬だが外はまだ寒く前日に学校行事の遠足で疲れてたのもあり
家の中で一人でTVを見て過ごしていた。両親は買い物に行っていた。
こたつの中は気持ち良く、自然にウトウトして眠気が来て眠りかけていた。
毎週楽しみにしているアニメがあるので眠気と必死に戦っていた。
その時だ。突然右と左耳へ交互にTVの砂嵐やラジオのCHを合わせていない時の
ノイズのような音がザーザーザーザーと聞こえた。かなり大きな音だった。
そして目ははっきりと見えた左右上下して壁時計とつけたままのTVは確認できた。
お気に入りのアニメが始まっていた。だが体の自由はきかない。手も足の指先まで
動かそうとしても動かない。恐怖のあまり叫ぼうとしたがノイズの大音量で声は出てるのか分からなかった。汗を大量に出てたのは分かった。何が起きたのか理解できなかった。
するとアニメがCMになっていたので15分くらいたった時さっとノイズ音が消えた。
安堵はしたが、体は依然硬直したままだ。もがいていると足の指先だけ動き始めた。
なぜか恐怖にも慣れ始めてきた。TVのアニメおかげもあると思う。音も聞こえるし
内容も理解でき現実を実感できたからだろう。アニメが終わったので2時30分位だった。
その時だ

どこからか小さな3〜4歳位子供の笑い声が聞こえてきた。
公園などで無邪気に遊んでいるような楽しそうな笑い声だ。よく耳を集中させて聞いてると家の外からではなく隣の部屋から聞こえる。家には私一人のはずなのに。
さらに声は近づいてきた。そして笑いながら聞いたこともない歌を歌いながら
靴を履いたままコタツの周りを走りながらぐるぐる回り出した。
動けない私はコタツの中で目だけは自由に動かせたので、その声の主の方を見た。
近所では見たことのないおしゃれな格好をした子供だった。男の子だったと思う。
服装はジーンズに赤いコートのような物を着ていた。髪はサラサラしていた。
顔は白く頬はピンク色で目がパッチリとした丸顔の今思えば可愛い感じだった。
笑いながら意味不明な言葉で。楽しそうに走りながら私とコタツの周りを回っていた。
私は眠っていて夢でも見てるのかなと思った。
なので不思議と怖いとかはなかった。むしろ一緒に遊びたくなる感じだった。
アーリそれともアールかは聞き取れた。サンサンとも言っていた。幼稚園で習う歌なのかもしれない。
どれくらい経ったのか?玄関を開ける音と両親の大きな話し声で目が覚めた。
時計を見ると午後2時40分だった。体も自由に動く。
やっぱり眠ってて夢を見ていたんだとすぐ思った。あの子供もいない。すると
母親がすごい剣幕で怒り始めた。玄関から草と泥がやたらと散らかっていた。
当然私はTV見ながら寝てたと説明した。外から誰か勝手に来たと説明したらさらに、
怒られた。家全ての鍵をかけて出掛けていたらしいのだ。
これ以上反論するのも面倒なのと眠気がするので自分の部屋へ行った。
眠かったのでそのまま眠ることにした。すると晩御飯の時間なので、
起こされ晩御飯を食べた。母親の機嫌も良くなっていた。午後8時くらいだった。
片付けも終わり風呂を入って眠る時間なのだが、眠れるわけがない。
母親と二人になり、昼の出来事をそのまま正直に話した。最初は半信半疑で笑いながら聞いてたが、男の子の話をした途端一瞬顔が引きつり、何も言わずそのまま自分の寝室へ行った。そして先に寝ていた父親と話を2〜3分して戻ってくるなり
「今日のことは誰にも言ってはダメよ」
と言われた。私は母親の迫力に少し怖くなり黙って頷いた。
それからはその話は私が23歳になるまでしなかった。
そうあの体験をするまでは、、、

続く。



どうだろうか?これは私の実体験の一部だ。私の金縛り現象をネット上で検索すると
金縛りのメカニズムはレム睡眠時に夢を見ると起きるなどと説明はしていて
納得は出来るのだが、謎なのが一体誰が玄関から居間にかけて泥と草を持ってきたのか?
私が眠りから覚め外に出て、泥や草を持ち込んだと言えば説明つくが一体何の為に?
片付けないと母親に叱られてしまうし、私は面倒なことはしたくない子供だった。
夢遊病などの持病はない。家は戸締りしてあったため外からは考えにくい。
これは謎の幼児が持ち込んだと思うのが妥当だろう。どこから幼児が来たのは疑問だが。
両親は買い物に出かけ、兄は土曜から泊まりがけで出かけており、日曜の夜7時に
帰宅した。歳も離れており私をからかうことはない。
それに小学校の頃の私は、ストレスとは無縁だった。嫌なことは3時間もあれば忘れる
特技を持っていた。寝るのも布団に入ると父親のいびき対策としてすぐ寝ないと、寝られなくなるので睡眠も得意だった。不規則な生活できるほど、小学生ライフは甘くない。
このことから下記の金縛りメカニズムは私には該当しないと言える。
なので私はオカルト的な観点から可能性を探る方が合理的なのではと思う。
まだ科学だって発展途上だし解明されてない事がまだたくさんある。
この私の経験は嘘ではない。証拠はないが本当だ。


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