2016年2月14日日曜日

グランドセフトオート5空間におけるスタンフォード実験の考察 GTA5編

オンライン空間における心理学的なスタンフォード実験
グランドセフトオート5

私のゲーム人生はファミコン時代からだ。私のゲーム歴史で史上 No1ゲームだ。
理由は?
自由な事。本当に何をやってもいい。ずっと海を泳いでもいいし。ヘリコプターで空を
飛ぶ事もできる。ずっとL.Aには行ってみたかった。それがゲームで体験できる。
お気に入りの車やバイクをカスタムし憧れのL.Aをモデルにした街を走る事もできる。
洋服でおしゃれや高級な家に住む事もできる。現実的でもあり非現実でもある
オンラインに至っては、理想の自分をつくり上げてしまう事が出来る。
しかもグライフィックもかなり美しい。
いつもゲームを終えた後、現実とのギャップにため息が出るほどだ。
オンラインでひっそりと一人でGTAワールードを満喫している。行った事の
ない場所を探索したり、面白そうな GTA住民を見つけたりと時を忘れ没頭している。
よくオンラインゲームにある課金要素がGTA5にはほとんどなく快適に楽しむ事ができる
   
私のルールでしない事。それはオンラインモードでのP.Kプレイヤーキルをしない事だ。
GTA5をプレイして、P.Kしないならオンラインでしなくても?確かにそのとうりだ。
ストーリーモードも楽しいのだが、自分の作成したキャラでプレイするのは没入感が全然
違う。またソフトメーカーも他のプレイヤーから攻撃を受けないパッシブモードを用意する位だから,自分のプレイスタイルは問題ないのである。
GTA5ワールドでは、ゲームに参加した時点で架空の犯罪者だ。私もそうだ実際かなりの
ゲーム内で犯罪を犯している。その犯罪者になりきり成果を上げる事が、何よりも美徳と
されている。報酬を受け取り、欲しかったクルマやバイク、家や服などを購入できる。
私も最初それがゲーム上普通の事で、やられたらやり返すを繰り返していた。
しかし私は、ゲームはあまり得意な方ではないので、やられまくりだ。
自分の作成したキャラがいとも簡単に、死んでいく姿は気分悪い。
クルーにも属しておらず、一人なので組織的攻撃かつ圧倒的な武器を前になすすべはない
なのでフリーモードでは常に他のプレイヤーの攻撃受けないパッシブモードにしている。
それでも無意味な攻撃してくるP.Kプレイヤーもいる。
さらにタチが悪いのはクルーで4〜5人で組織化されP.K専門のクルーすらある。
ランキングポイントR.Pが低いのも初心者も関係ない。
ここはロスサントスで、参加者全てが攻撃対象になる。
正直突然P.Kされると本当に不快な気分になる。パッシブモードにしていないほんの数秒   でP.Kされたこともある。常に危険には注意が必要。
仲良くジョブをこなしたプレイヤーもフリーモードになった途端攻撃を仕掛けてくる。
もう「誰も信じるな」だ。
攻撃されたくなければ、フリーモードでは絶対にパッシブモードにするしかない。
しかし楽しそうなイベントの類はほとんど参加できない。
ソロプレイの方法はいくつかあるが,,,

  これがGTA5オンラインの世界なのだ。


ある日いつものようにプレイしていると、ある映画を思い出した。
そのモデルとなった現実にあった実験それが
  スタンフォード監獄実験※
  アメリカのスタンフォード大学で行われた、心理学の実験である。映画にもなったほど
  1971年8月14日から1971年8月20日まで、アメリカ・スタンフォード大学心理学部       で、フィリップ・ジンバルドーの指導の下に、刑務所を舞台にして、普通の人が特殊な     肩書きや地位を与えられると、その役割に合わせて行動してしまう事を証明しようとした   実験が行われた。模型の刑務所はスタンフォード大学地下実験室を改造したもので、
  実験期間は2週間の予定だった。
  新聞広告などで集めた普通の大学生などの70人から選ばれた被験者21人の内、11人を看   守役に、10人を受刑者役にグループ分けし、それぞれの役割を実際の刑務所に近い設備
  を作って演じさせた。その結果、看守役の被験者はより看守らしく、受刑者役の被験者は   より受刑者らしい行動をとるようになるという事が証明された。
  実験の結果※
  権力への服従
  強い権力を与えられた人間と力を持たない人間が、狭い空間で常に一緒にいると、次第に   理性の歯止めが利かなくなり、暴走してしまう。
  非個人化
  しかも、元々の性格とは関係なく、役割を与えられただけでそのような状態に陥ってしま   う。※ウィキペディアから抜粋しました。

たかがゲームじゃないかと思うでしょう。そう上記の実験に参加した、
人たちも新聞広告で集められただのアルバイトと思ってました。
それが現実と区別とかなくなりつつあったので実験中止になりました。
中には精神的に負担になり暴動やけが人も出ました。
オンライン上のプレイヤーは、現実の日本では、手に入れることのない武器で武装し
見た目も顔をマスクで隠し犯罪者になりきってます。P.Kをする傾向にあるプレイヤーは
ある程度見た目で判別できます。顔を隠し体は露出が多い。もしくは現実離れした服装
こちらが普通にフリーモードを楽しんでいても相手は容赦なく襲ってきます。
それは仕方のない事です。頭にはきます。しかしやり返はしません。
GTA5では、それは当たり前なのです。それを否定はしません。なぜなら私もGTA5に
参加した時点で仮想犯罪者なのだから、なので、P.Kをしている者は精神異常者でもなく
人としてどうと言う事ではなく、上記の実験の非個人化現象になり、ゲーム上の殺人を
楽しんでいるもしくは、居場所を見つけて心地良さを感じているのでしょう。

そこで、私は思う。もしかしたらこれは壮大な
「オンライン空間における心理学的なスタンフォード実験」
なのではないかと。
特にアメリカでは人種や国や性別年齢関係なくオンライン上に参加している。
自分の分身を使って何をしても自由。盗みや殺しも自由。
新聞広告で募集するより多い人数で多種多様な人間を集めることができる。
人種は判別するのは難しいが上記の実験でもこのことは重要ではなく
  “人が役割を与えられたら人はどのような行動をするか“である。
 繰り返しになりますが、
「オンライン上のプレイヤーは、現実の日本では、手に入れることのない武器で武装し
見た目も顔をマスクで隠し犯罪者になりきってます。P.Kをする傾向にあるプレイヤーは
ある程度見た目で判別できます。顔を隠し体は露出が多い。もしくは現実離れした服装
こちらが普通にフリーモードを楽しんでいても相手は容赦なく襲ってきます。」
まさに「権力の服従」と「非個人化」の典型的なパターンです。
服装パターンは GTA5では、組み合わせはランクが上がるほど増え選びきれない位用意
されてます。ですがP.Kプレイヤーたちの多く肌の露出の高い服装が多いように思います
下着だけのパターンもあります。現実の犯罪者はどうなんでしょうか?
顔はほぼ何かしら隠されてます。サングラスやマスクなど、相手を威嚇のありますが
P.Kの後ろめたさも多少あるのでしょう。現実の犯罪者もよく顔を隠しますね。
IDも複雑で一目で覚えるのが難しい IDが多いようです。
行動パターンを集め分析すれば、現実の犯罪者の心理をより理解できるかもしれない。
また犯罪を犯しそうな人間の行動パターンもより解るかもしれない。
ゲーム上で死んでもそれは失敗で本当の死ではない。なので成功するまで繰り返し、
プレイを成功させようとするプロセスを分析すれば。現実の犯罪の再犯の分析にもなる。
私のようなパターンもあるでしょう。一人を好み P.Kをせずジョブを一人でこなし
車やバイクをカスタムしまたジョブの繰り返し。これも役割を演じていると言えます。

現実世界の普通の人が犯罪者になぜ犯罪者になるのか、
犯罪を犯すのは、その性格や育った環境や経済的な理由などがあるが
私はもっとシンプルな初期衝動があるのではないかと思う。
やってはいけないがやってしまう役割
「権力への服従」「自分の中の権力の服従」から「理性の崩壊」「犯罪の実行」
つまり上記の実験で、普通の人でも役割を与えられるとそれに従いやがて暴走します。
まして自己の確立されてない暗示にかかりやすい人なら、どうでしょう?
想像するに思いあたるパターンが身近にいたなら、怖いですね。


 私は仮想世界の中でもできるだけ現実世界と変わらない行動をしている。
 日本は車は右側通行なのだが、GTA5をやった後すぐ車庫から車を出す時、
  一瞬迷う。右だっけ?となる。
 ゲームと現実との区別は大事なのかと思う。だから自分ルールとして P.Kはしない。
 GTA5をプレイしてここ日本で現実の犯罪者が出ないことを
 私は本当に祈るばかりである。

 なぜなら先日、日本のチャットの音声が紛れてくる音声に子供の声が聞こえた。
 一応Z指定なのだが。なぜ子供がいるのか?そのIDの後を追いかけてみると
P.Kしまくっていた。チャットをしていたので仲間内でプレイかなと思ったが、
案の定パッシブモードの私に銃を乱射してきた。しかもその時のチャット内容がパッシブモードに文句言っておりその後,ゲーム内のメールで「なんで戦ってこんの?」と挑発してきた。
大人の声もしてたので会話内容からすると親子でGTA5である。
親子P.Kプレイヤーズだ。オンラインでプレイしているのですがが問題は
注目するのはそのプレイスタイルですね。奇声をあげてましたね。殺すか死ねでしょう。
他のプレイヤーに聞こえてるのにです。無差別に乱射し奇声をあげかなり
興奮してましたね。そして自分が他のプレイヤーに倒されると、また奇声をあげ
意味不明な言葉を叫んでましたね。私が親ならまずプレイはさせません。Z指定している
のもありますが、ネット上とはいえパッシブモード相手に乱射しメールまでしてくるのは
あまり普通の精神状態ではないと思います。

P.K自体は私は絶対しませんが、クルー内や他の人間がするのは、別に気にしません。
がパッシブモードをしている者まで、無意味な攻撃はいかがと思います。
この子供が仮想と現実の区別でき権力の服従者にならなように思うばかりです。
なぜなら、この子がこのまま大きくなり権力の服従者となり私の隣にいて、
「リアルP.K」
しないとも限らないからです。
日本人の少年少女の殺人の動機によく「殺してみたかった。」とあります。
被害者の方は本当に無念でしょうね。ただの興味本位ですから、
権力の服従者となり数年で野に放たれるのです。
私やあなたのそばまで来てるのかもしれません。
挙句得意げに手記まで発売してます。その収入は被害者の方には届きません。
反省とは何か?日本の精神更生プログラムは破綻してると言えるでしょう。




実際にアメリカで銃の乱射事件が起きました。その犯人がGTA5をやっていたそうです。
私が思うにGTA5も銃も全く悪くないですね。禁止しても無駄です。
なぜなら、その犯人つまり非個人化によって仮想と現実区別できない犯人自体に問題
があります。 GTA5も銃もなくてもこの犯人は、別の方法で殺害してたでしょう。
犯人が殺しに駆り立てたもの、それは彼自身なのです。殺害した相手は小学生
を狙ってます。自分より弱い相手を選んでますね。場所も学校です。
ですがGTA5に子供は登場しませんし小学校も登場しません。
時々犯罪の理由に暴力的なゲームが批判されるが、ゲームが犯罪するのではない。
ゲームをやっていただけでは、犯罪には到底結びつきません。
上記の非個人化した人間が現実と仮想を判断できず犯罪を犯すのだ。
私も色々ゲームで人を殺してきたが、現実世界で人を殺したいとは思はない。
むしろ GTA5をプレイして、犯罪者の心理を少し私は学べたと思う。
P.Kプレイヤーたちの心理を深く洞察する事も重要と考えている。

 権力への服従
  強い権力を与えられた人間と力を持たない人間が、狭い空間で常に一緒にいると、次第に   理性の歯止めが利かなくなり、暴走してしまう。
  非個人化
 しかも、元々の性格とは関係なく、役割を与えられただけでそのような状態に陥ってまう

この実験結果は他にも当てはめることできる。次回検証したいと思う。



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