2016年2月20日土曜日

金縛りは本当に科学で証明されているのか? 2

今回は前回の続きなのだが、前回は不可解な謎が残っていた。
1・謎の少年
2・母親の不可解な言動
そこで今回は、これらの現象について解明?できていることを報告しようと思う。

1・謎の少年
小学3年にあの日起きた。記憶も薄れ日々の生活に追われていた春の日の出来事だ。
それは私が親もとから離れて4年経った私が23歳5月の出来事であった。
仕事にも慣れ忙しく日々を過ごしていた。週末の金曜日残業も終え夜の9時頃だった。
晩の食事も終え風呂に入って就寝につく頃、突然不快なノイズと共に、体が硬直
し始め身動きが取れなくなった。正直「またか、、、」半年周期で金縛り現象に
遭遇しているので、恐怖とかは全くなかった。大体長くても30分位なので、
そのまま朝まで眠ることが多かった。しかし今回はいつものパターンから違った。
不快なノイズの後静寂が来るのだが
「来い来い来い」
と囁くような声が耳元を右左へ通り抜けた。動けないがゾクッとした。
その後、夢を見たのだと思うのだが、霧のかかった、森の中をゆっくり
通り抜けた後、沼のような場所にたどり着いた。向こう岸には人が立っていた。
30メートル位だろうか、頭にはヘルメットをかぶり上はベージュの半袖、
下は同色の長ズボンだった。歴史の本で見た旧日本兵のような感じだった。
「早く来い早く来い早く来い」
と叫んだ。はっきり聞こえた。
そして急な電話の音で目が覚めた。汗がすごかった。ホッとした。
母親からだった。4年間一度も実家に帰ってなかったので5月の連休を利用して、
帰京の予定を立ていた。その電話だった。兄に子供も生まれ、賑やかな笑い声も電話の向こうから聞こえた。その日飛行機に乗り、福岡への実家に着いたのは、昼過ぎだった。
母親は変わりなかった。私の東京での仕事の話などしたり実家の近況の話をしていると、甥っ子とその母親が公園から帰ってきた。
私はその瞬間体に電撃のような衝撃が走った。
顔や背丈服装に至るまで、そうあの日私が、遭遇したあの日の少年そのものなのである。
砂遊びをしたのか、足は泥だらけだ。母親いわく赤いコートは本人のお気に入りで、暑くてもお出かけの際は必ず着用しているらしい。
不思議な気持ちと懐かしい気持ちでおかしくなりそうだった。その場を何もないように
取り繕うのがやっとだった。思わず「ただいま」と私が言ってしまった。
ムズムズする、気持ちを抑えこたつ(暖かいのでテーブルになっている)
に座ると、突然甥っ子本人が乗れる車に乗ってきて私に「押して」と頼まれた。
押してやるとご機嫌になり「こたつを回りたい」と言った。言うとうりにすると
歌を歌い始めた。「あーりサンサンシカイラインドリドリ」オリジナルの歌らしい。
これはまさに私があの日見た光景そのものじゃないか。
甥っ子の母親いわく甥っ子のお気入りの車の名前がR33型スカイラインなのだそうだ。
ドリドリはドリフトの事。実際甥っ子の乗っているおもちやも同型の車だ。

甥っ子の父も同型の実車に乗っていたそうだ。
床も泥の足跡が残っていた。しかし草などはなかった。

その日の夜眠れない布団の中で頭の中を整理していた。
私が小3の時見た未来の光景はすべて偶然なのだろうか?小3の時みた夢がたまたま
現実に偶然が重なっただけなのか。証拠もなく再現も不可能だ。デジャブなのか?
でもこれは嘘ではない。私だけが知る現実。
私はこのことで未来を予測できる霊能者や予言者などと言うつもりもない。
この体験だけでそれ以外に未来や先の事は分からない。
不思議な体験をしただけと言うしかない。

2・小三の時の母親の不可解な言動
翌朝母親に思い切って、前日の事と共に小三の出来事を打ち上げてみた。
最初は半信半疑で聞いていたが、小三の出来事の話なると何か話を避けようと
している感じがしたので、
「あのときなぜ他の人に言ってははダメと言ったのか?」と聞いてみた。
すると私は次男で上に長男がいる。さらにその上に男の子が生まれる予定だったらしい。
だが流産をしてしまったらしい。23年間で初耳だった。
そして母親自身もその生まれ来る予定の男の子の夢をよく見るらしい。霊体験なのかは分からないがその男の子らしき姿を何度も目撃したらしい。そのため供養のために毎月神社にも行っているそうだ。(実は私も何度か同行していた。)
その母親が遭遇した男の子と私が小三の頃遭遇した少年が同一だと母親が思い込み
母親的には私に騒がれて欲しくなかった為にわざと私を怖がらせようと表現したそうだ。
23年間のモヤモヤがこのたった2日間で解決した。
私も今度その神社に供養に行きたいと思った。



私の一連の体験のきっかけは金縛りによることが多いように思える。
私的に解釈するなら金縛りは、意識と肉体を切り離す際の準備段階で、
夢を見てると言われる時、肉体と離れた意識は自由に過去未来に行き来できるのではないのだろうか?肉体の一部としての脳が眠っている間記憶を整理している脳に何らかのエラーが起き記憶を消去できずに私の記憶として残った。
では意識とは何か?
脳内は小さな意識の世界とも言えるかもしれない。睡眠によって意識は創造主のいる世界とつながるそして過去未来果ては別の世界へ行くことができ、現実世界での消滅した人やかわいがっていたペットにも会える。時々現実と区別つかない夢を見たりするのは
このためかもしれない。臨死体験などはまさに脳の記憶の消去エラーではないだろうか?記憶として残るので、当然体験したと思うだろう。
創造者とは?
私はすべての宗教はよく分からない。神社には行くが何の為かよくわかってない。
神=創造者たるものは存在するとは思う。だがこの地球上のあらゆる神は人間が想像した創造主だ。すべて人間が前提として描かれている。人の行い(善悪)などその他色々あるが創造者とはどうしても結びつかないからだ。信じる人は否定はしないが人から聞かれれば私は人が創作した宗教については私自身すべて信仰しないと答える。
創造者=太陽これも疑問が残る。その太陽はどうやってできたのか?つまり
私が考えられる創造者とは無であり有である。初まりであり終わりである。
何もないのかもしれない。
なぜなら本来この世界を創造した存在は人間が想像もしない存在?なのだから。


しかし新たな疑問がある。福岡に帰郷する前に夢に現れた謎の旧日本兵
次回解るかもしれない。